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 ジャニーズ事務所を退所後に「新しい地図」として活躍している、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人。SMAP解散後は配信番組などネットを中心に活動をしてきたが、今年に入ってから一気にテレビ仕事が復活している。

各メンバーがドラマやCMなどで活躍をし始めています。特に草なぎさんは俳優としての評価が高いので、ドラマや映画に引っ張りだこ。また、稲垣さんは自身がやりたがっていた執筆活動やラジオ、舞台など文化的な仕事を多く担当していますね。香取さんはパラリンピック関連の仕事の成果で好感度がこれまで以上に高くなったので、CMのオファーがかなり来ている状況のようです」(民放関係者)

これもすべて、ジャニーズ事務所からの“圧力”がなくなったからだと言われている。

「新しい地図の3人に対して、ジャニーズ事務所がテレビ局などに出演させないように圧力をかけているとして、2019年に公正取引委員会が注意喚起をして大騒動となりましたよね。この報道後、ジャニーズは新しい地図から距離を置いていたのですが、テレビ各局はそれでも“忖度”を続けて3人を起用することはありませんでした。しかし今年、NHKのパラリンピック関連の仕事などを通じて評価が高まったタイミングで、一気にマスコミへの露出が高まりました。彼らを使いたがっていた制作スタッフも多く、視聴者からも好評なので、好循環が生まれているんです」(民放関係者)

 地上波ではないものの、ABEMAでネット配信を毎月続けている『7.2 新しい別の窓』も好評だという。

「最近では東京五輪のメダリストをはじめ大物ゲストも多く出演するようになり、下手なテレビのバラエティよりも面白いと評判になっています。それもそのはず、テレビ朝日のスタッフが多く入って制作しているからクオリティも高いし、優秀なスタッフが地上波のような縛りを受けずに自由に番組作りができているので、出来がいいのは当たり前なんです」(民放関係者)

この『7.2 新しい別の窓』に関係する大プロジェクトが動き始めているという。

「もともと、テレビ朝日が『7.2 新しい別の窓』にスタッフを派遣する際に、ネット配信番組だからと馬鹿にしないで、地上波で放送するつもりのクオリティで作れと幹部から指令が出ていた。もちろん新しい地図サイドもそのつもりで真剣に取り組んできました。その結果が出たようで、来年の新年早々に『7.2 新しい別の窓』のスペシャル番組をテレビ朝日で地上波放送する案が出ているんです。協賛もABEMAの親会社のサイバーエージェントが入るという話で、本格的にプランが進んでいるようです」(民放関係者)

スペシャル番組の発表は、新しい地図の特別配信で発表される予定だとか。

「今年の12月13日に『NAKAMA会員限定有料配信LIVE 「NAKAMA to MEETING_vol.1.6」』という配信を行う予定なんですが、ここで発表する方向で話が進んでいるとか。これには、テレビ朝日のアナウンス部で役員待遇の権限を持っている大下容子アナウンサーの力添えがあったと聞きます。大下アナは長く香取さんと一緒に『SmaSTATION!!』を担当していましたし、3人の良き理解者でもある。特別番組では、大下さんが司会をすることも決定しているとの話ですよ」(民放関係者)

 ついに始まった新しい地図の逆襲。テレビ朝日が地上波への本格復帰を全面バックアップをするようだが、ジャニーズ事務所は果たしてどう出るのだろうか。

引用:https://www.cyzo.com/2021/10/post_294009_entry.html