世間を騒然とさせた、9月4日のビートたけし(74)襲撃事件。「弟子入りを志願したが無視された」という理由で、40代男性がTBSからの生放送帰りのたけしが乗る車をつるはしで襲った事件だが、これについて11日放送のラジオ『ヤングタウン土曜日』で明石家さんま(66)も、「こんなのを40何年、俺たちは付き合ってきた」「俺も5人警察に引き渡してますからね、いろんなことがあって」と似たような恐怖を経験したことがあると語った。
「さんまはかつて日曜午後6時30分に“一緒にサザエさんを見よう”と自宅マンションに現れるファンや、被害内容は説明しませんでしたが“けむりちゃん”や“ジェイソン”という厄介ファンがいたことを明かし、“でもこれは仕方がない。自分で言うのはなんやけど、オレとたけしさんは選ばれし男たちやと思う”としていました。
お笑い界の2トップであるさんまが言うだけに説得力が段違いですが、こうした話を聞いていると怖くなってくるのが、ジャニーズですよね」(女性誌記者)
ジャニーズはグループや個人、果ては世間的にはまだブレイク前のジャニーズJr.についても、それぞれに熱狂的なファンがいるのは言うまでもない。彼らはファンの母体数が多いだけに、悪質なファン、通称“ヤラカシ”についての話題も、事欠かない。
「特に、現状でもっとも悪質ファンへの憤りを隠していないのは、関ジャニ∞の大倉忠義(36)です。『Johnny‘s web』内の公式ブログで18年11月にストーカー被害を《普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ》と悲痛な告白。
20年1月のブログでも“#状況は一切変わってない”としたほか、《食べ物の写真などでお店が特定されたり場所を特定されたりなどすると、どんな変な方が来るかわからないのが怖い》という理由でブログに写真が投稿できないと明かしていました。そして、残念ながら今年5月10日に3度目の警告文を出しているんです」(前同)
■住所が銀行経由でファンに漏れたことも
ブログで大倉は、
《最近疑問なのよ。稽古場にわざわざ出向いてくださっているルールの守れないお嬢様方に適応する法律はないのかしら》《ストレス増幅罪 親の顔が見てみたい罪 人の忠告聞かない罪》
《どんだけ訴えても無くならないし いなくならないし》《スタッフが言おうが警察が言おうが来るのよよよ》《皆んなどう思う?アイドルが平穏に暮らせる世界ってあってもいいと思わないかい?》
と、最低限“アイドルっぽい”文章の体裁を保とうとしているものの、かなり強めにファンに訴えかけていた。
「大倉の怒りももっともです。特に、社会的に大問題になった件だと、15年に大倉と西島秀俊(50)が東京某所の銀行を利用したところ、従業員の家族らしき人物がツイッターに《帰ってきたら大倉くん情報たくさん頂こう》としたり、大倉の住所を入手したという旨の書き込みまでされていたことがありましたからね。とんでもない事態で、銀行内でも厳しく注意喚起されました」(前出の女性誌記者)
そのほかSNSでは、木村拓哉(48)と工藤静香(50)、娘のCocomi(20)とKoki,(18)についてもこんな話がある。
「00年当時に木村と工藤の結婚の時点でファンは荒れに荒れましたが、16年のSMAP解散騒動で改めて木村が“裏切り者”のような雰囲気になった際、ファンが“叩き”に回って、当時は徹底的に情報をシークレットにしていたKoki,とCocomiらも、巻き添えとなる形でネットで誹謗中傷されていたんです。訴訟を起こされたら100%負ける、読むに堪えない暴言の数々が上がっていたんですよね」(前同)
また、今年3月5日に関ジャニ∞の横山裕(40)の男性マネジャーにつきまとってストーカー規制法違反の疑いで逮捕された女性は、ファンの間でも有名な悪質ファンだったという。

■Jrも被害に
「まず、19年8月にHey!Say!JUMPの中島裕翔(28)につきまとったとして、警視庁赤坂警察署にストーカー規制法違反の疑いで現行犯逮捕。しかも、反省せずに関ジャニ∞の村上信五(39)に乗り換え、20年12月4日に配信されたオンライン生番組『Johnny‘s Village』の収録でファンが集まった際、“邪魔だったからその有岡担捕まえて、ボコボコにしちゃった”と話していたことを3月に『文春オンライン』で報じていました」(専門誌記者)
こうした悪質ファンの被害については、Jr.でも例外ではない。昨年遅咲きのデビューを果たしたSnowManリーダーの岩本照(28)は、Jr時代の2014年に“ヤラカシ”のせいで暴力沙汰を起こしてしまったこともある。

「当時の『週刊文春』(文藝春秋)によると、13年11月に岩本はファンの顔面を殴打。女性は右目のあたりに重傷を負い救急車で運ばれる騒ぎになりました。しかし、岩本は“ただ単に振り払っただけ”としており、“振りほどいたはずみで肘が当たった”という目撃談もありました。
しかし、こうなったキッカケが“以前からSNSで『(岩本に)暴力を受けたい』と頻繁に投稿していた女性が稽古場から岩本をストーカーして、駅ホームで背後からいきなり抱き着く”というものだったことも明らかとなり、むしろ岩本には同情の声が寄せられていました」(前同)
5月25日発売の『女性自身』(光文社)では、ジャニーズ事務所のタレント送迎車に離れた場所からでも車の位置をリアルタイムで追跡することができるGPS機器が取りつけられていたと報じられたこともある。
こうした一連の出来事は「人気者の宿命」で済まされることではない。アイドルが気持ちよく仕事ができるような応援を、ファンには心掛けていただきたいーー。
引用:https://taishu.jp/articles/-/97176?page=1
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