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 KAT-TUNにとって初めての両A面シングル「We Just Go Hard feat. AK-69 / EUPHORIA」が、9月7日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位に輝いた。売り上げは16万9,668枚で、週間ランキングでの首位も確実視されている。表題曲「We Just Go Hard feat. AK-69」は、HIP HOPアーティスト・AK-69とコラボレーションした楽曲で、発売前に愛知の“密集フェス”騒動で炎上していたため、KAT-TUNファンからは心配の声も上がっていたが……。

 AK-69が提供した「We Just Go Hard feat. AK-69」は、日本テレビ系プロ野球中継『DRAMATIC BASEBALL 2021』のイメージソングおよび、『Going! Sports&News』(同)のテーマソングとしてオンエアー中。もう1つの「EUPHORIA」は、7月31日にスタートしたジャニーズJr.内ユニット・美 少年の主演ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレビ朝日系)の主題歌に起用されている。

「販売形態は、初回限定盤1、初回限定盤2、初回限定盤3(CD+DVDまたはBlu-ray付き)に加えて、CDのみの通常盤、KAT-TUNのファンクラブ会員なら購入可能なファンクラブ限定盤、オリジナル応援グッズ『KAT-TUN 15周年マフラータオル』が同梱されたBASEBALL盤の6種類です。なお、KAT-TUNは今年がデビュー15周年の節目とあって、9月26日にJohnny’s netオンラインにて生配信イベントが決定。市販商品4形態を購入し、シリアルコードを登録した人が視聴できる『15TH ANNIVERSARYイベント第2弾』と、ファンクラブ会員限定盤対象の生配信ライブ&トークイベント『Thanks to Hyphen』を実施するそうです。初回限定盤のDVDもしくはBlu-rayには表題曲のミュージックビデオやメイキングが入ったバージョンもありますから、熱心なファンならば全種類揃えたいところでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 人気アーティスト・AK-69とタッグを組んだ楽曲と、美 少年ファンからも注目されていた曲の両A面となったが、実はそのAK-69をめぐって、発売前には不穏な空気が漂っていた。

「AK-69は8月29日に愛知県で開催された音楽フェス『NAMIMONOGATARI2021』に出演。同フェスに関しては、観客が“密”の状態になっている様子がネット上で拡散された上に、新型コロナウイルス感染対策が不十分だと批判が相次ぎました。騒ぎを受け、AK-69もSNSに謝罪文を掲載したものの、KAT-TUNとのシングルが約1週間後に発売されるタイミングだったため、一部ファンは『新曲でKAT-TUNとコラボしてるんだから、評判を下げるようなことはやめてほしい』『KAT-TUNに悪影響が及ばないといいな』と、不安視していたんです」(同)


AK-69もMV出演のはずが……
 しかし、フタを開けてみれば発売初日は16万9,668枚を売り上げ、翌日(9月8日付)も1万6,150枚を記録。2日間の累計は18万5,818枚となった。今年3月発売の前作「Roar」は初日20万123枚だったため3万ダウンしているが、週間ランキング発表時点では20万台に届く数字だろう。売り上げ面での心配は杞憂に終わったようだ。

 一方で、KAT-TUNファンからは「We Just Go Hard feat. AK-69」のミュージックビデオに関して、疑問の声が噴出している。8月20日に情報番組などでミュージックビデオが解禁された際、一部番組では「楽曲提供 AK-69もMV出演」「メンバー以外のアーティストのMV出演は初」として、AK-69も映っているシーンを公開していたのだが……。

「YouTubeチャンネル『J Storm Official』で、9月6日に配信となった『KAT-TUN – We Just Go Hard feat. AK-69 [Official Music Video]』にはAK-69らしき人物の姿は見られません。Twitter上でも『AKさん、MVで見つけられなかったんだけど……どうして?』『メイキングには撮影に参加するAKさんが映ってるのに、MVのどこにもいない』『亀ちゃん(亀梨和也)がAKさんに手を引っ張られるシーン、メイキングにはがっつりあって情報番組でも流れてたのに本編にない……?』『メイキングにいて、素材も撮ってるに全カットはさすがに仰天』といった感想が上がっています」(同) 


「全てはあのフェスが悪い」「全カットってAKさん側に失礼」
 カットの原因については、密フェスが関係しているのではないかと疑う向きもあり、「全てはあのフェスが悪いんだけど、MVの解禁時はもっとガッツリ映像が使われてたのに、アナウンスなしでさすがにこの改変はかわいそう」「例の件でMVから消されたのか……」といったコメントも。一方で、「あのことがあってカットされたとは考えにくいから、撮影後にAKさん側から『MVはKAT-TUNメインにして』とか言ったのかな」「あの騒動あって編集したとしても、出荷まで時間なかったと思う。出演したのに全カットってAKさん側に失礼だし、となるとAKさん側が断り入れたのかな」との予想も出ている。

 MVの真相は不明ながら、セールス面ではひとまず好スタートを切った「We Just Go Hard feat. AK-69 / EUPHORIA」。果たして今後の音楽番組などで、KAT-TUNとAK-69のコラボは見られるのだろうか?

引用:https://www.cyzowoman.com/2021/09/post_357768_1.html