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 KAT-TUNがグループ初の両A面シングル『We Just Go Hard feat. AK-69 / EUPHORIA』をいよいよリリースするが、ジャニーズ事務所は今、頭を抱えているかもしれない。

 9月8日にリリースされる同シングルは、日本テレビ系プロ野球中継『DRAMATIC BASEBALL 2021』下半期イメージソング、そして亀梨和也がレギュラー出演している日本テレビ系『Going! Sports&News』テーマソングとして現在使用されている「We Just Go Hard feat. AK-69」と、後輩の「美 少年」が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』の主題歌となる「EUPHORIA」の2曲を中心としたもの。

 前者は、ラッパーとして長いキャリアを誇り、日本武道館でのワンマン公演や全国ホールツアーを成功させるなど人気の高いAK-69が楽曲提供したというヒップホップテイストのナンバーで、KAT-TUNとしても初めて「フィーチャリング」という形でのコラボレーションを実現させた異色の楽曲だ。

 7月3日に放送された日本テレビ系音楽特番『THE MUSIC DAY 2021』でテレビ初パフォーマンスが披露されると、ファンからは「かっこいい…」など絶賛の声が相次いだが……。今、「AK-69とのコラボレーション」という点について「タイミングが悪すぎる」との声が上がっているという。

「AK-69は地元・愛知県で8月29日に開催された音楽フェス『NAMIMONOGATARI』に出演。同フェスは新型コロナウイルス感染防止対策をめぐって大炎上となり、AK-69は出演翌日に『緊急事態宣言下での開催にあたり、来場されたお客様や出演者、スタッフの安全を考え、HIP HOPシーンを牽引していく立場の人間として、自らは出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした』などと謝罪に追い込まれました」(芸能記者)

 同フェスをめぐっては、主催者が30日に公開した「お詫びと経緯のご説明」に事実と異なる部分があるとして愛知県の大村秀章知事が猛反論するなど、大騒動となった。

「騒動の余波は続いており、出演者のAK-69も同様。9月1日に開催されたボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで予定していたライブパフォーマンスを中止することになったり、レギュラーのラジオ番組を9月いっぱい休止することになるなど、活動に影響が及んでいます。KAT-TUNはこのタイミングで、6日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)にて『We Just Go Hard feat. AK-69』を生披露予定で、グループのイメージダウンになるのでは、との声も出ています」(同上)

 しかし、AK-69はフェスの主催者ではなく、いち出演者であり、賛否はあれど謝罪をしたことを考えれば、これ以上問題にはならないと思われたが……。さらなる問題も起こった。

いつのものかはわかりませんが、AK-69が問題のフェスより以前に、新型コロナウイルス感染症について語っていた配信映像がYouTubeにアップロードされ、ここで“コロナは風邪”として受け止められるような発言があったんです。すでにYouTubeでは削除されていますが、これがSNSで拡散されており、炎上状態となっています。


 『感染症対策をしっかり行えば大丈夫』といったような発言もあることから、決して感染症対策を軽視しているわけではないでしょうし、そもそも現在も同じ考えなのかもわかりませんが、医療崩壊も叫ばれるなど医療従事者への負担が重い状況が続く中、日本看護協会に5億円を寄付するなど医療従事者支援活動を続けているジャニーズ事務所としては見過ごせない発言でしょう。また、AK-69の発言の主旨は“コロナはそれほど騒ぐことではない”ということのようですが、『テレビが不安を煽る報道をしているのは視聴率のため』といったテレビ批判もしており、長年KAT-TUNの楽曲を『Going! Sports&News』や『DRAMATIC BASEBALL』で採用してきた日テレとしても微妙なところでは」(同上)

 拡散されている動画については、今のところ沈黙を保っているAK-69。KAT-TUNのためにも早急に釈明したほうがよさそうだが、はたして……。

引用:https://www.cyzo.com/2021/09/post_290609_entry.html